著者 タイトル 掲載号 コーナー 内容
国書刊行会 書物の王国 ’98冬  
 (4) 月   ’02秋 趣味 書評
’00冬  
 (9) 両性具有 ’98夏  
 (18) 妖怪 ’99夏  

書物の王国

内容
4 「月」 ◆太陽にもの申す(ラフォルグ,ジュール)◆月蝕(夢野久作)◆月の魔力(ラヴクラフト,ハワード・フィリップス)◆月齢(山尾悠子)◆月の精―『捜神記』(干宝)◆月光日光(伊良子清白)◆お月さま(グリム兄弟)◆月光騎手(稲垣足穂)◆月光浴(須永朝彦)◆月光と硫酸(久生十蘭)◆月に撃たれて(ケイペス,バーナード)◆月の裏側(モールズワース,メアリー・ルイーザ)◆月物語(パニッツァ,オスカル)◆月の子たち(ミドルトン,リチャード)◆月を描く人(ケラー,デイヴィッド・ヘンリー)◆月は笑う(ペルッツ,レーオ)◆月影(ベッケル,グスタボ・アドルフォ)◆月かげ(佐藤春夫)◆月かげ(火野葦平)◆月は世々の形見(宝鳩巣)◆月の話(柴田宵曲)◆月の夜がたり(岡本綺堂)◆月世界の男(日夏耿之介)◆鬼老いて月に泣く(高橋庄次)◆月の絵(鏑木清方)◆明月(川端康成)◆月(吉田健一)◆明恵上人月輪歌抄(明恵上人)◆月出(モルゲンシュテルン,クリスティアン)◆二十六夜(宮沢賢治)◆白い夢の通夜(蒲原有明
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「鉱物」
◆石の夢(渋沢龍彦)◆貝の火(宮沢賢治)◆水晶物語(稲垣足穂)◆異石(杜光庭)◆石髄の話(葛洪)◆狐の珠(戴孚)◆石を愛する男(蒲松齢)◆巡礼のひとりごと(ヴォルケル)◆石の女(マンディアルグ,ピエール・ド)◆食べる石(種村季弘)◆産む石(種村季弘)◆石中蟄龍の事(根岸鎮衛)◆懐中へ入った石(「梅翁随筆」)◆動く石(柴田宵曲)◆室の中を歩く石(田中貢太郎)◆サファイア(寺山修司)◆水晶の卵(ウェルズ)◆博物誌(ブリニウス)◆フィシオログス(作者不詳)◆雲根志(木内石亭)◆鉱石倶楽部(長野まゆみ)◆白描・白描以後(明石海人)◆青色夢硝子(加藤幹也)◆馬鹿石・泥石(サンド)◆妖気噴く石(石上堅)◆クマルビの神話(矢島文夫)◆岩(オマハ族の歌)◆石の花(日野啓三)◆石の言語(ブルトン)◆鍾乳石(ガスカール)◆黄銅鉱と化した自分(池澤夏樹)◆断片・続断片(ノヴァーリス)◆石(西條八十)◆ファルンの鉱山(ホフマン)◆山の親方(バジョーフ)◆青晶楽(塚本邦雄)
9「両性具有」 ◆アンドロギュヌス讃歌(ペラダン)◆かのオルフェウスもいうように(多田智満子)◆アンドロギュノスについて(プラトン)◆サンギュリエ城(グールモン)◆ムーラデーヴァと性転換の秘薬(ソーマデーヴァ)◆両性具有(千宝)◆狐(泉鏡花)◆魔術師(谷崎潤一郎)◆奉教人の死(芥川龍之介)◆異説蝶々夫人(日影丈吉)◆ルツィドール(ホーフマンスタール)◆ヘルマフロディトス(サマン)◆女から男へ変る話(プリニウス)◆両性具有者のエルキューヌ・バルンバの手記に寄せて(フーコー)◆あるスキャンダル事件(パニッツァ)◆江戸の半陰陽(ゴーティエ)◆サラジューヌ(バルザック)◆ロメーン・ブルックス(渋澤龍彦)◆双面(円地文子)◆ふたなりひらの系譜(須永朝彦

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「妖怪」

◆妖怪さま(水木しげる)◆日本の幽霊譚(ラング,アンドリュー)◆稲生物怪録(平田篤胤編)◆エプワース牧師館の怪(イングラム,ジョン.H.)◆ランプの廻転(渋澤龍彦)◆マリウェックの墓地(レイ,ジャン)◆なくした部屋(オブライエン,フィッツ・ジェイムズ)◆廃寺の化物(荻田安静)◆杵の怪(干宝)◆付喪神(作者不詳)◆だれが知ろう?(モーパッサン,ギ・ド)◆父の気がかり(カフカ,フランツ)◆器怪の祝祭日(種村季弘)◆近世妖怪歌謡(須永朝彦編)◆夜と夜の蠱惑(ベルトラン,アロイジュス)◆くろん坊(岡本綺堂)◆恐怖の山(ベンスン,エドワード・フレデリック)◆カッパのクー(アイルランド伝説)◆人魚(火野葦平)◆狼男の話(ペトロニウス,アルビテル・ガーユス)◆鍛冶の母(田中貢太郎)◆怪(綱淵謙錠)◆ダイダラ坊の足跡(柳田国男)◆山のごとく歩む(ウェルマン,マンリー・ウェイド)◆流刑の神々(ハイネ,ハインリヒ)◆雪女の話(高崎正秀