今年の夏も第七天国がやって参りました!!! 嬉しい嬉しい。たとえ全然話の進みが牛歩でも! 私の愛する唯一のホ○カップル、加藤×長谷川は、今日も加藤くんが不幸でステキです。どうか長谷川サマ、いつまでもいじわるで一筋縄ではいかず、プライド高く、突き放した瞬間に悪魔の誘い受の笑顔で、加藤を振り回し続けてください。 加藤くんは、ああ見えて甲斐性があるので、振り回され続けてくれることでしょう。ガッツがあって計算高いくせにお人好しな面食いの、本当にいい奴だ・・・(涙)。
でもやっぱり、加藤×長谷川と書く度に違和感が。私の頭の中でのカップリング名は「長谷川・加藤」なので。力関係的にはこっちの方が合っていますが、いざ文字で書くと、えらい誤解をされそうですから(笑) やむを得ません。
さて! 今回の新刊は、久しぶりに彼等のキヨラカな頃・高校時代のお話し。懐かしい平がでてきます! きゃ〜。平(双子の片割れ)といると長谷川サマが感情豊かだ〜。困ってる〜。平に振り回されてる〜
長谷川君の愛する家族、母親は元祖・大好きな夫と子供に可愛いワガママを言って振り回すお人でしたよね。つまり、長谷川君と平にとっての愛の原型がそれだったと考えられます。平が病弱のため、自動的に長谷川君は振り回す側になれず、平が明るく振り回す側になった。それは、実は同じく病で倒れた母の行動と同じであり、周りへの配慮と自分の不安と闘うためでもあった訳ですが。
長谷川君は外では完璧な孤高の生徒会長になり、平に対しては、明るいワガママをきいてあげる。これはまさしく、彼の尊敬する父親の行動とそっくり。
こうして夫婦の関係が、双子の兄弟に移行し、お互いに不安な心を押し殺し、平気な顔で生活し続けた訳ですね。
そこで加藤くんである。加藤くんといる時、長谷川君は散々好きなことをして、振り回す側に回る。まあ、長谷川君のは可愛いワガママとはほど遠い、氷点下の嫌味ですが。でもこうしてみると、あの態度はやはり愛情表現なのでは?と結論づけられます。いや、当たり前のことなんですけど、理論的に証明したかったの・・・・、良かったね〜証明できたよ加藤〜(笑)
こうしてみると、長谷川君って、意外と繊細?(笑) 忘れてましたよ、この辺りの昔の話を。もう高校生の頃の話なんて、4年くらい読んでないもの。
もう、今の大学生の長谷川君てばそんなこと微塵も感じさせない・・・強すぎ、性格難しすぎ・・・というか、加藤にそんな弱いとこ絶対に見せる訳ない。
ま、しかし、たった一つの世間一般的な愛情表現もせずに、結果的には加藤くんがずっと側にいて、実は心も体(笑)も充足状態を獲得している長谷川君の手腕は恐るべし。フツー、どんなにクールなキャラでも、カップルになるためには一度は意思表示するもんですよ。それを、世間一般的な愛情表現なしで、「お前のものになる約束やから好きにしたらええ」ですからね。賭には負けたが勝負には勝ったって感じ。
ただねぇ・・・・、一つ気になっているんですけど。加藤くんは長谷川サマが初めてじゃなかった問題は、どうなったんでしょうか。長谷川サマが気にしてくれない(笑)から、謎が判明しない〜〜(泣) なんで小6から長谷川サマ追いかけてるのに違うのよ〜〜? 第七天国で浮気なんて許さないっっっ。